*[ウェブ進化論]できないことを証明。
自分たちは「上手くいくかどうか分からないこと」を前にして「できる気がしない」とか「失敗するに決まっている」という思考で話をすることがある。
特に知っている分野なら、既存のいろいろな知識があるから尚更だ。
反対に、未知の分野ならビビってそれを避けようとする。
ネガティブ思考と言ってしまえばそれまでだが、それでは「できないことを確かめに行く」ぐらいの心積りというのはどうだろうか。
挑戦しないのは結果的にもったいないことが多い、と自分は思っている。
どうせならやってみて、「一生懸命にやってもできない」ということを証明してみるのだ。
できないことがはっきりとわかれば、それはそれで「次のための貴重なスキル」になる。
次回は同じ失敗をしないで済むと言うものだ。
不思議なもので、こうした「経験値」は机上で書物を読んでも、かなりの精度で役に立たない。
人ができないできないというのなら、「いっちょそれを証明してやるか」と。
そして失敗の経験値も手に入ると思えば、何事にも"前のめり"に取り組めるのではないだろうか。