藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

書籍とAI(1)

*[ウェブ進化論]要約しながら読む。

出版本の要約を提供するサイトがある。

いくつか調べてみたら「雑誌や漫画」がターゲットなものや、ビジネス書や小説なども扱っているようだ。

試しに使ってみて驚いた。

特に自分はビジネス書の「積ん読本」が多いので、自分でも持て余し気味だったのが、要約書の中に「買ったのに読めていない本」がいくつも見つかった。

それぞれの要約はせいぜい十分で読めるような内容になっている。

しかも専任者が訳しているから、かなり充実しているようだ

ここでハタと考え込んだ。

 

このまま何百冊もの書籍を「買ったのに読めないまま」で没していくのか。

それとも要約を読んで、一歩進めてみるのか。

けれど今度は「要約ばかりを読んでいる自分」というのはそれでいいのだろうか。

 

そしてこれらの「おまとめサイト」はすべてがサブスクだが、扱う書籍が大体1000から3000程度の書籍になっている。

月刊の雑誌はともかく、ビジネス書や小説では少し数が足りないと思った。

そしておそらく今は「人海戦術」で専門の読み手が、それこそ労働集約的に要旨を編纂している作業はいつ頃自動化されるのだろうか。

(つづく)