*[ウェブ進化論]結局、力をつけていく。
若いころ、特に社会人になる前などは世の中に「どこかに抜け穴」があって、楽してうまいことやれるような道がある、という寓話のような話が実際にあると思っていたものだ。
若いころ、特に社会人になる前などは世の中に「どこかに抜け穴」があって、楽してうまいことやれるような道がある、という寓話のような話が実際にあると思っていたものだ。
だから有利な人脈を作るとか、特別なコネクションを仄めかされて「うまい詐欺話」に引っかかる人は、学生でも大人でも未だに引きもきらない。
つまり実は世の中には「当たり前の地道な道しか通じていない」ということを知らなかったのだ。
そして、だから若い時には「うまくいかないこと」に対しても妙に苛立った気持ちになっていたと思う。
若さというのは、そんな甘えた無邪気なものなのだ。
まるで何でも「他人のせいにする」子供のようだと思っていいだろう。
それが人生もベテランになってくると、端から「日々の道のりというのはそういうものだ」ということがわかっているから、そういう若さゆえの焦りはなくなってくる。
"地道"こそが実は最短の近道であり、その近道を続ければ「いずれ何かの実を結ぶものだ」ということがわかると、地道は「ただの地道」でもなくなってくる。
ソワソワせずに日々の最善を尽くす。