藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

感情ヌキ

*[ウェブ進化論]むしろ機械の仕事。
人手でやる仕事を自動化するのはもちろんだが、人がやるより「機械的にやったほうがいい仕事」がある。
(そして反対に「人じゃなきゃ」ということもたくさんある)
例えば自分や他人に対して「苦言を呈する」というのはなかなか勇気のいる行動だ。
人は人に対して、どうしても自我を感じてしまうものだ。
なので四六時中傍にいるスマホに、自分の言動をチェックしてもらい、ことあるごとにアドバイスをもらいたい。
コンピューターに、しかも"日々学習するAI"に「あなたには寛容さが欠けています」とか「言葉遣いに問題がありますね」と言われて果たして反論できるだろうか。
恐らく自分は人知れず反省することになるだろう。(省)
 
さらに「入金とか書類などの督促」などの仕事も機械の方が効率がいいらしい。
これも「人に直接言われるよりも受け入れやすいこと」である。
さらにさらに。
特に子育てとか夫婦などでは、お互いに感情が対立することがとても多いものだ。(情)

こうした「人対人」の感情の摩擦を起こさぬためにもAIアドバイザーは活躍が期待できそうだ。

同じ人間だと思えば抵抗感のあることも、素直に受け入れられるような気がする。
人間ってかなり「厄介な感情動物」なのだと思いませんか。