藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

次の景色

*[ウェブ進化論]デジタルの浸透。

おそらくは10年後くらいには、自動運転で走る車の方が多くなり、そして20年後くらいには「昔はみんなが手動で運転していたらしいよ。怖いねー」という話になっているだろう。

自分たちはそのくらいのデジタル化のまだ入り口にいる。

恐らく「どうしても"人"がやらなければならない仕事」以外は、その仕事の複雑さはともかく、一気にコンピュータとロボットに置き換わる時期がもう直ぐやってくると思う。

「AIの浸透でこれからなくなる仕事」ではなく「何かの理由で人がしなければならない仕事」以外は全て機械に置き換わるだろう。

料理人や接客業ですら例外ではなく。

そして現在そうした「手間仕事」に従事している人たちが、「ああ、もう自分たちがしなくていいのだ」と気付きさえすれば移行はどんどん進むだろう。

 

「仕事を奪われる」という文脈ではなく「代わってやってもらえる」と気づけば「自分の仕事を奪われたくない」という妙な縄張り感情が邪魔することもないのではないだろうか。

 

そうして「デジタル化が当たり前のこと」になれば、話は早い。

恐らく「どうして人がやらなきゃいけないの?」という具合に発想が代わってくるに違いない。

ようやく「人は人として労働以外に何をしていくべきか?」というこれからの議論が中心になっていくだろう。

 

そんな時代はもう十年くらいで訪れるのではないかと思っている。

時代の流れを感じていたいと思う。