藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

選択の意識

*[ウェブ進化論]選択の意味。

昨日「誰もが自分の人生の舞台監督」という話を書いたことの言い換え。

誰もが人生の主役、というと青春ドラマのようにどうにもクサい表現だと思ってしまうけれど、それは実はその通りでもある。

 

というかそう考えた方が自主性を持って考えやすいということなのだ。

自分も若いころは「人生で自分の主導権」など何もないと思っていた。

それほど「行くべき道」ははっきりと決まっていた時代だった。

 

さらに言い換えれば「誰もが"自分会社"の社長」と言うこともできるだろう。

自分一人だけれど、社会の中で何かを見つけ、何かをこなし、そしてお金を稼いだり獲物をえたりして生活していく。

何かを自分で選び決断し、そして機会に応じていろんな決断をしていくのは会社の経営と何ら変わらない。

結婚したり家族が増えたりしたら、まさに自分だけではない「社員や役員が増える」状態になる。

 

「誰もが"自分会社"の社長」というのが本質であり、周囲に起きるいろんな現実を、世間や他人のせいにするのは本分ではないのだ。

若い人には「自分があえて選択している」ということを強く意識してもらいたいと思う。

そこさえしっかりしていれば、結果の巧拙は大した問題ではないだろう。

 

自ら選んだ結果は、成否はどうあれその後の経験値になるに違いない。

 

「自分で選んでいる」という気持ちが大事なのだ。