藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

優秀の定義

*[ウェブ進化論]既定路線は疑って。

昨日「正解のない時代」だからこそ、なんとなく既定路線に乗るのをやめて、"私の〇〇人生"とか"私は△△で生涯を過ごした"とか個別のテーマを当てはめて見て、自分の納得できるテーマを探そう、ということを書いた。

で反対に恐いのはこれの逆のアプローチである。

自分の若い頃にはよく聞いたフレーズに「資格を取って手に職をつける」というのがあった。

今ははっきり言ってそんなことをしている時間はないと思う。

「よほどそれがやりたい」という資格ならそれでいいけれど、"資格ありき"で自分の人生を組み立ててしまうなどもってのほかだろう。

 

思えば時代は変わったものだ。

こんなところにも「大人の誤謬」があるので若い人は注意した方が良い。

今、"権威"だったり"一流"だったりと言われているものは、押し並べて懐疑的に見てみる必要があるだろう。

そういう意味では大人の世界は魑魅魍魎である。

世の中はお化け屋敷か動物園、みたいなものだからそんなふうに"心の準備"をして社会に出てもらいたい。

これまでの「優秀」はあくまで「これまで」のものかもしれない。

 

そして自分もその動物園の折の中にいる。