*[ウェブ進化論]改めてクソ仕事のこと。
こんな本が今ごろになって発売されて、たいそう話題になるくらいだから、どれほど自分たちは"クソ仕事に囲まれているのか"ということは考える必要がある。
かくいう自分も最近営業の現場に出てみて気がついたのだ。
「全く"クソどうでもいい仕事の山"に囲まれている」ことを。
歯磨きや風呂トイレなどの「生きるためのルーティーン」はともかく。
自分たちは「"ただ金を稼ぐ"ということ」のために、一体どれほど忙殺されているのだろうか(嘆)。
生きるために米が要る→田んぼで働く
これはクソ仕事ではない。
生きるために金が要る→働く
これが問題の元凶だ。
「あらゆる便利」を追求するためにこのサイクルに入らざるを得ない。
そして、かくして「駐車場で、ほぼ何もすることもなくボーッと立っている仕事」とか「顔のないコンビニの店員」が誕生してしまう。
そしてまた、そういう仕事からどんどん自動化が始まるということになる。
そしてさらに、自分が今やっている例えば「営業」という仕事も自動化の対象になるだろう。
そのぐらいのことしかしていないのだ。実は。
つまり「この人でないと務まらない」という部分がとても少ないのだ。
(つづく)