藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

いざ、をいかに。(2)

*[ウェブ進化論]危機シミュレーターの導入を。

日常を平穏に生きていて「非日常を想像せよ」といわれても、なかなかそんなシミュレーション能力は自分たちにはないものだ。

もしそんな「非日常シュミレータ」があれば、例えば大地震にも備えができるだろうし、自分の健康や家族に何かあった時にも少しは備えができるのではないかと思う。

 

よくサバンナやジャングルに住む動物たちをみていると、彼らはいつでも臨戦態勢に入れるような生活をしているが、ほとんどの人間は「安全地帯」に住みすぎて危機管理の能力を退化させてしまっているのだろう。

 

自分も戦争をリアルには知らないし、政治家の軍事費増額の話などを聞いていると、それこそ「戦争を知らない子どもたち」がほとんどを占めてきて、日本が再軍備に向かって行く可能性はあると思う。

同じような戦禍を繰り返して、それでも軍備の均衡でしか対話できない自分たちというのはなんと愚かな生き物なのだろうか。

まだまだ人間は進化の途上なのだと思いたい。

それはともかく。

 

先日ARのゴーグルを見せてもらって、その臨場感のリアルさに驚いた。

ああしたデバイスでリアルな日常に起きる「緊急事態」を色々と経験してみるのは、いざと言う時のために役に立つと思う。

「防災」「病気」「交通事故」「戦争・クーデター」など関連のある機会を見つけてシミュレーションの訓練をみんなで受けてみるといいだろう。

 

デジタル技術はそんな「あらゆる緊急準備」に大変効果的ではないだろうか。