藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

本当の自己選択

*[次の世代に]本音の時代。

最近「人生はサブスク契約のようなもの」という話ばっかりしていますが。

コウノトリが飛び立って赤ちゃんを届けるときに「お誕生おめでとう。あなたは85年のサブスク契約です」と聞かされたらどうだろうか。

 少なくとも、それを聞いた親は「すぐに保育園に入れて、4歳で幼稚園、小学校から大学まで、その後は一流企業に」とそれでも思うだろうか。

 

自分もつい先日までは「これまでの人生全部がサブスク契約で、その中は自由に自分で選んできたもの」という意識はなかった。

どこかで与えられたハードルだったり、世間の常識だったりに完全に「振り回されてきた」と思う。

 「これからの選択は、まったく自分次第なのだ」と気づいたのは最近のことだ。(嘆)

それもコロナ禍が、分厚いこれまでの「思い込みの壁」を崩していることが大きいと思う。

ベルリンの壁の崩壊が、世界中に起きているようだ。

 

そしてこれは、自分の「これまでの石頭」を変える絶好のチャンスでもある。 

老も若きも。

今なら「これまで、常識ですよね」ということも「私は違います」と、堂々と言っていい。

図らずもサラリーマンや大企業も、起業も、蓄財や投資とかも、家族や人間関係も「すべて私なりに考えていきます」と言える時代に突入した。

 

いよいよ本音で生きる時代の始まりなのだとしたら、ちょっと入り口は混乱しているけれど、いよいよ「多様化の時代の本番が始まる」のかもしれない。

 自分のサブスクは自分で使いましょう。