藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

これからの家族

*[ウェブ進化論]大人は黙れ。

成人した男女は…というだけで今はLGBTQと、もうすでに男女だけではないという事実。

それはともかく、では成人したら所帯を持って…というと、一体「所帯とはなんだ」となり、さらに家族単位で、というともはや核家族から単身世帯へと時代に中心は移ってきている。

 

ついこの間のはずの昭和世代の常識はこんなところでも時代に合わなくなってきている。

そんな空気を一番感じているのは30代以下の世代だろう。

家族は増えていくもの。

それが今は「増える喜び」と「増やした責任」が問われ直しているのではないだろうか。

 

「家族が増やして当たり前」という時代は、家族のためにする苦労も当たり前だったと思う。それが「家族を増やすのか、それとも個人中心の生き方をするのか」がようやく検討され始めている。

 

家族は増えるとともに、共感できる喜びもあるが、そのために時間を使うというのも事実。

そして「うまくいかないこと」だってたくさんある。

 

困窮していても大変だが、裕福な家庭でも問題を抱えているケースはそこら中にある。

家族やパートナーのことを損得で考えるものではない、という正論はさておき。

 

なんとなく「結婚とか出産はするのが普通」というこれまでの常識が、変わり始めているということを、特に政治家も含めた大人たちはわきまえるべきだろう。

 

今のままではいつまで経っても「古い常識」が支配して若い人の良さが表に出てこないと思うのだ。