藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

正常化へ

*[ウェブ進化論]物差しの変化。

よく雑誌やネットで企業の年収ランキングとか、ボーナスの金額が高いとか、そんな特集が頻繁に組まれているのを目にする。

つまりそれだけ「そういうこと」にみんなの関心が強い(つまりよく読まれる)と言うことの表れである。(同様に世界のお金持ちランキングもよくあるニュースだがへぇーというしかない話題だ)

 

この「ランキングたち」は果たして10年後にはどうなっているだろうか?

自分は「働きやすい企業ランキング」とか「やりがいと充実度トップ10」とか、そういった感情的な項目がこれからどんどん話題になるようになると思う。

 

そして反対に「給料が高いだけで人気だった企業ランキング」とか社畜公畜度トップ10の仕事」などということが取り上げられるのではないだろうか。

さらにはライフスタイルが本当に多様化し、「こんな生活をしています」とか「こんな老後を過ごしています」という個人の生き方そのものが個性を持って話題になるような気がする。

 

江戸時代の小説などを読んでいると、街中にはそんなに「カネカネ」いう人はおらず、悪どいのは偉いお代官くらいの感じがする。

 

現代はちょっとお金に執着しすぎたということなのではないだろうか。