藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

満足のデザイン(2)

 *[次の世代に]リアルに10年後。
お金は常に話題の中心で、あればさらに欲しくなったり、なければ不満や争いの元になる。
万能ゆえに厄介な存在だと思う。
この世は完全に経済に支配されている、とも思えるが実はそうでもない。

その「そうでもない」と想像する力がないと下手をすると「そいつ」に振り回されて最期を迎えることもある。

 それでいいならそれもいいが、予め想像してみると、あまり楽しい人生ではなさそうだ。

自分も若い頃は「それ」を目指して突っ走っていたけれど、着地点をいメージする想像力はなかった。

 

10代20代はそれもよし。

野心のない若者というのも寂しいものだ。

けれどみんなに確実に80代、90代はやってくる。

若いうちから、老後の"ウン千万"のために稼ぎ続けなきゃならないのか。

それともそろそろ「これまでと全然違うライフスタイル」をみんなが考える時代なのか。

 

既存の「年寄りたちの物差し」でこれからを測っては後悔する。

彼らの物差しは、とっても固定的だから。

もう硬直しているから。

30歳になったら。

40歳になったら。

50,60,70、くらいまでは10年後をイメージしてやりたいことを考えておくといいと思う。

思わず「おれ何やってんの?」なんて気づきがあるかもしれない。