藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

知識の覚醒(3)

*[ウェブ進化論]今を理解するために。

60万年前のネアンデルタール人(旧人)から「20万年前の新人(人類)の出現」を起点に「文明の誕生」を経て「ヨーロッパ」「中東」「インド」「中国」それぞれを地域ごとに一気に見る。

 

そして「ヨーロッパ勢が世界中に進出する」のを基準に"各地域の同期"を気にして見ていけば、いつの間にか地球儀が立体的に見えてくる、ということが体験できる。

そして読み終えれば、この狭い地球の上でいかに「文明の利器」を先に持った人たちが「侵略に次ぐ侵略」を繰り返してきたのか、という事実がありありと分かる。

 

今の国連とか安全保障とか貿易とかいうもののあり方についても、歴史の経緯を知らずに議論したり、宗教の成り立ちを知らずに争っていては解決しないのも無理はないというものだろう。

キリスト教ユダヤ教イスラム教は「一神教」という兄弟だとか、イギリス国教会というのはヘンリ8世の私情から強引に生まれたものだとか「今となっては、とにかく争う」という性質のものが現代には溢れていることがよく分かる。

 

そしてそんな「争いの歴史」の中では間違いなく、今が一番いい時代だということも。