藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

グルメ

名店の法則。

「思い出さない名店はない」。 例外のないルールはない、みたいなトーンで頭に浮かんだ言葉。 ここ最近、数十年ぶりに地方出張が重なり、懐かしいのと環境が変わっているのに興奮した時の話。「確かこの店に行ったはず」という居酒屋を何軒か探してみた。 案…

三分の命。たどりつけないところ。

出不精なものだから、長らく近所で出前の美味しい店を探しているが、なかなかない。 お取り寄せの品々などにもチャレンジしてみる。また最近は有名店の出来立て料理をそのままデリバリーするサービスもある。 これも色々と試してみたが、今一つだった。なぜ…

中華再考。

と言って「中国飯店」とかいった高級店ではない。 ここ十年くらい、「週に一回は新しいお店に行く」ということを信条にしている。 夜の日高屋とか、夜のプロント(さらにプロン党という10%割引のカードもある)とか。 夜7時までのハッピーアワーとか。 "付き出…

腕よりも素材よりも。

オフィスの近くに、自らは調理設備を保有せずにデリバリーだけを行い、フードの15%を手間賃として受け取る、というビジネスモデルの業者がある。 食事を作るのは、いわゆる一流店ばかり。 食べ物の種類は和食は寿司や蕎麦に天ぷら、焼き肉、中華、イタリア…

多元連立方程式。

よく行く飲食店の経営者に「お店経営のポイントは」と聞くと、実に様々な回答が返ってくる。 「料理の味」 「料理の種類」 「酒の種類」 「酒の味」 「料理や酒の希少性」 「コース設定」 「単価」 などなど。 そして多くは「立地」も気にするようである。 …

飲食店の経営要素。

1.腕距離 自店の料理の腕で、どの程度の距離の離れているお客を引き寄せられるか。 「自宅の近郊にあるから寄って行こう」という店は「腕の力」はあまりない。 当然この力が強いほど、より集客できる人の数は多い。2.単価 安いから、そこに立ち寄る、という…

飲食のキモ。

東京で十年も生活してみて、ふと別の場所(関西とか、神奈川とか、九州)に行ってみて気づくこと。一つには都心の山手線の南半分、あたりでは地価が極端に高いこと。 そして当然のごとく、その辺りは家賃や飲食店の単価も高い。 「供される物やサービスが高額…