藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

朝鮮総連問題、不動産取得税の課税

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070615i203.htm

東京都は、登記上の所有権が移された投資顧問会社に対し、週明けにも、不動産取得税約8000万円を課税通知する方針を決めた。

と。


あれ?


「不動産取得税」って名義が移転したら、「何があってもかかるもの」じゃなかったか。


以前、買った土地の下から有害ゴミが出てきて「契約撤回」したのに、税金だけ取りっぱなし、という相談を受けたことがある。


結論は「返還不可「だった。


だのに、本件では今まで課税してなかったのか。
むしろその方が不思議。



あちら側(税務署)の理屈で言えば、「移転」そのものに課税。
したがって、契約が成立したか、とか代金の授受がきちんと行われたか、などは埒外、と。


この方針もどうかと思うが、
すぐに転売して税金を払わなかったり、
売主、買主間の契約トラブルなどを理由に支払い拒否したりで、


あくまで「登記優先」とのことだ。


素人が知らずにババを引くケースは案外多い。


知らねば損する予防法務。