藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

性差の中で。

「特に子供をねらった性犯罪には「薬物治療」を行う法案を可決。韓国。」

止むをえぬ。
科学の力でこういうのもどうかと思うが、複雑なサービス化社会、ある程度の化学療法も致し方ないのかもしれない。

それにしても、アジア圏の中で、韓国はこの種の対応の速さでは図抜けている。
性犯罪を度重ねる人には「電子足輪」を付けて管理する、などただただ「人権問題」を掲げるのではなく、実利・実効を指向しているようにも思う。
犯罪とか、問題となる社会現象は、いつも時代の傾向を反映して「後追い」で発生する。
そんな「後追い事件」については、いろんな深い議論を待つまでに、「まず対応」という施策は現代社会では重要なのではないか。


国民に「足輪」をつけるのは人権侵害である、という議論はよいが、その間に「犯罪の再発を防止する」というのは最重要な施策であろう。


あ。
自分も注射されないようにしないと。(汗)

韓国、性犯罪者の薬物治療法案可決 子ども被害対象
【ソウル=共同】韓国国会は30日までに、子どもを狙った性犯罪者に対し、性衝動を抑える薬物治療を行えるようにする法案を可決した。
聯合ニュースが報じた。

法案では、19歳以上の性犯罪者ならば、常習者だけではなく初犯者にも薬物治療の実施が可能で、被害者が16歳未満の場合に対象となる。
心理治療も行えるとしている。


当初の法案名は「化学的去勢法」とされていたが、国会審議で「去勢」という言葉には抵抗感があると指摘されたため、性犯罪の「予防または治療に関する法」と変更された。
韓国では、今年2月に南部釜山市で13歳の少女に対する暴行殺害事件が発生し、性犯罪者に対する薬物治療や電子足輪での行動規制の強化を求める声が上がっていた。