藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

自分の使命、だから自分の教育。

教育とは「未来を作ること」だという。
なるほど。
即効性は薄いが。
時間もかかるし。
「今は大して役には立たないが、将来のためになる」というようなことが多いということである。

国や家庭では、したがって教育を最重要と捉え、疎かにしてはならない。

なるほど。
ここまでは分かってはいた。(とはいえ、教育とか日々の学習の中で「本当に重要だが、緊急ではないもの」を一位に優先して行くのは非常に難しいけれど)

人ごとにしていないか

さて。
だから未来を担う、今の子供や青少年には「良質で品格の高い教育」を施すことを大人たちは考えねばならない。
それはいい。

では、我われは”自分”を教育しているだろうか。

教育とは「若い者が受けるソフトウェアである」というような固定観念が付いている。
しかし、教育とは「先の時間への投資」である。
つまり未来の子供たちだけではなく、「未来の自分」も存在してしまうわけで、そんな自分の未来を作るためには「今いまの、”自分への教育”について」は、自分の中でも最優先で取り組まねばならないテーマなのである。

大人になると、わざわざ自分を教育してくれよう、という人は少ない。
義務教育はとっくの昔に終わっている。
義務ではない、自分への教育は実は「最大の投資」なのである。
そういえば、株や先物など「つまらぬ対象」に気を取られず、「自分に投資せよ」とはよく成功者たちが言っているではないか。

株式と同様、自分で自分に投資すれば、「株主様」もまた自分である。
だから「どんな銘柄(分野)に投資するか」ということは、金融投資同様、慎重に考えねばならない。
暴落銘柄や投機商品に惑わされては大損する。
ここでも先を読み、堅実な成長株に焦点を当ててみたいと思うこの頃。