藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

酒も百害。禁酒、禁煙、腹八文。

禁煙セラピーは名著だけど、今度は禁酒セラピーかと。
アルコールは過ぎると4兆円の損失を生むとのことだそうである。酒のせいで
男性の6%が「人間関係にひびが入った」とは結構な数字である。(恐)
健康を損なう程度としては「たばこと同じ」とのこと。
酒・たばこの常習性は他の薬物同様とのことで、いっそ法で制限せねばならないのでは、と思う自分も既に常習者なのである。

飲酒運転禁止、と同じ意気込みで毎日の飲酒禁止、とか考えてみようかと思う。

飲み過ぎは4兆円の損…たばこといい勝負?
アルコールの飲み過ぎによる社会的損失が年間4兆1483億円に達することが、厚生労働省研究班の推計でわかった。
研究班の尾崎米厚(おさきよねあつ)・鳥取大准教授(環境予防医学)らは、肝硬変の40%、浴槽での溺死の34%などがアルコールに起因するとする米国の研究を参考に、2008年の人口動態統計や患者調査のデータで推計。飲み過ぎで、脳卒中、がんなどの病気やけがの患者が計24万6000人、死者が3万5000人増えたとした。治療に1兆226億円かかり、69歳まで生きた場合に受け取れた賃金1兆762億円を失ったと見積もった。

 研究班の調査で、働いている人でも男性の5・9%、女性の1・7%が「人間関係にひびが入った」「二日酔いで仕事を休む」などの飲酒による問題を抱えていた。こうした問題で労働生産性が21%低下するとの研究があり、損失は1兆9700億円になった。

 さらに、飲酒交通事故なども考慮。総額は、たばこの社会的な損失(5兆〜7兆円)にほぼ匹敵した。

(2012年2月9日01時38分 読売新聞)