だけではなく。
ITの真骨頂が「限りなく安いコストのデジタル技術」という側面を持つゆえに、これからの広がりは実に広くなる。
最近は国内を走るタクシーに室内、室外を常時撮影するモニターがついていないことがなくなりつつあるが、あれもITの恩恵である。
街中を走る交通システムも同様、今や「場所の移動」についてはもう誰にも知られない、ということは難しい時代になってしまった。
これまでは「人知れずに出していたSOS」といったものが、これからは全部誰かにキャッチされるようになる時代になる。
つまり「お忍びで」ということが難しく、貴重な「逆の価値観の世の中」が訪れるだろう。
マンションなどオートロックで監視されるシステムは二十年前は時代の最先端を象徴していたが、これからは「記録に残らない生活」が高級レジデンスの売りになるかもしれない。
一方、報道にあるように、登山など「必要な場面」においては、低コストのIT機器の効果はてきめんである。
登山やら、独り歩きやら、これまでは「コストも掛けられない」という分野にこれからは徹底的にIT化の波が押し寄せるだろう。
いろんな理由で、まず身の回りの隅々に"IT"が完全に浸透してしまったら、それから影響を考える、というような基本姿勢が必要である。
つまり「やる前から不安をあれこれ並べ立てるな」ということ。
なにかの建前を理由にしてイノベーションをあきらめても止む無し、という感じが今の日本にはとても強くないだろうか。
本当のIT社会が始まろうとする今、ぜひ(これから働く)若い人にはそんな可能性を考えてもらいたいものである。二十年後には随分趣の違う世界が見えているのではないだろうか。
人気のトレッキンググッズ
山ガールなども話題となり、若い世代にも人気のトレッキング。今回は、これからのアウトドアシーズンにあると便利なトレッキング用品をご紹介。山歩きをアシストしてくれる超軽量のステッキやバッグから、マルチ機能のスポーツ用ウオッチ、不測の事態に役立つ救急キットまで、トレッキングをさらに快適&安全にしてくれるものばかり!
スント アンビット2 S
フィンランド生まれの精密機器メーカー、スントのスポーツウオッチ。今回の新モデルは世界中で高く評価された“アンビット”をさらに軽量化したもの(重さ72g)。内蔵のGPSで位置情報をキャッチし、距離や移動速度、高度、移動の軌跡の計測が可能だ。トレッキングはもちろん、トライアスロンや自転車などの屋外スポーツのお供にもどうぞ!ブラックダイヤモンド ウルトラディスタンス
全段カーボンファイバーシャフトを採用した登山用ステッキ。サイズは100cmから130cm(収納時は33.5cmから43.5cmまで)、重さは280gから295gと超軽量で、携帯にも便利だ。グリップは滑りにくい素材で覆われ、面ファスナー留めのストラップには通気性もあるので、長時間の使用も快適!
ザ・ノース・フェイス レインテックス プラズマ
急な雨に備えて必ず持っておきたいのが、動きやすく快適なレインウエア。こちらのアイテムはゴアテックスと20デニールナイロンを組み合わせ、撥水性と透湿性を保ちながらも同社レインスーツの中でも最軽量を誇るモデルだ。荷物としてもかさばらず、動きやすさも確保されている。メンズモデル、レディースモデルがそれぞれ複数サイズで展開中。
ライフライン ファーストエイドキット
トレッキングだけでなく、災害時や小旅行での応急処置用にもオススメの救急キット。セミハードケースに綿棒やばんそうこう、裁縫セット、カッターブレード、カラビナなどが入っている。サイズはSとLの2種類。前者にはさらにホイッスルが、後者には乾燥スポンジやガーゼ、はさみ、ピンセットなどが納められている。
モンベル バーサライトパック
バックパネルに軽量フレームを採用するなど、“軽さ”を第一に考えたバックパック。バックパネルやショルダーハーネスには通気性に優れた3Dメッシュ素材を用い、長時間の使用による蒸れも解消。1リットルボトルを収納できるサイドポケットやウエアなどを挟んでおけるポケットもついており、ユーザーの細かいニーズに応えたスグレモノだ。