藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

これからの事業家。

1.金儲けそのものに興味がある人。
2.儲けたお金を何かに使いたい(から稼ごうとす)人。
3.お金そのものに興味のない人。

(つづき)
さて事業家も、時代と共に進化というか変化してきたのが3.「お金そのものに興味のない人」。
二十代、三十代に圧倒的に多いようだ。
1.、2.の人に比べても「囚われのない可能性」を感じる。多くのおっさんたちが言うように今の若手は甘いのかもしれない。
自分世代もそうだが、世代経験に革命もなければ戦争もなかった。
直接的に「その厳しさを持て」というのは無理というものである。
けれど今の時代なりの厳しさとか閉塞感、というのは同様にあるし、また今の時代にあっては「それ」が一番重要なことだろう。

それに取り組みながらも、近代の出来事から汲み取れる知識とか、もっと昔からの日本や世界の歴史からのメッセージを読み取って「これから」を考えるような人がこれから出てくるのではないだろうか。
ガリガリの金満家が"金儲けで頭がいっぱい"で「それ以外」を考えられないのではなく、3.の彼らの頭(そういう話題には)はスカスカで、これから色んなものを流し込んでビジネスをして行くのではないだろうか。

おっさんたちはしたり顔で批判がますのではなく(それが老化ということだろう)若手の考えに興味をもって近づいて行くべきだと思っている。
でもまだ社会に出ていない学生さんにこんな話をしても、ギャップがありすぎるのかなー。