藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

禁止と普及のはざまって何?


自動運転車の普及と許可の問題。さらに
最近自動車メーカーの不正事件が連続的に起きているけれど、報道を聞くたびに「自動車そのものはどうなのよ」と必ず思う。
最初は低速で、事故もなかったのだろうが日本だけでも毎年六十万件も交通事故が起きている。
意図せぬ暴走で悲惨な事件はごく最近でも後を絶たない。

もし最初から時速200キロもスピードが出ていれば「免許を与えて街中を走らせるなんてとんでもない」という話になったのじゃないだろうか。

もしも大学で研究者をしていたら挑戦してみたいテーマだ。
今の世界中の移動事情の中で、今さら「自動車廃止」とは言えないという「経済的な理由」が全てなのだろうか。
不思議ふしぎ。
乗り物の中では航空機が一番安全なものらしいが、電車とか公共バスとかに比べて事故の起きる頻度は尋常ではない。

保険があるから、とかお金でカバーできるから、という理由で普及しているのならどうも妙な感じが拭えない。

「完全に安全な製品」というのはないのかもしれないが、突然「自動車を発売します」と言ったら「危険だから禁止する」という人が必ずいるだろう。今話題のライドシェアだって、民泊だって「100%安全なもの」はない。
どこからが普及のポイントなのか、一考の価値がありそうだ。