藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

雑魚ファイティング。

そんな態度にで始めたのはいつの頃からだろうか。
たぶん割と若いころだ。
中学とか。
「それ」を認めてしまった方がいいことに気づいたのだ。
「相手の能力が自分より優れている」とか。
「相手の意見の方が明らかに論理的だ」とか。
「相手の方が力が強い」とか。

大事なのは「だけど逃げない」。
つまり圧倒的に不利な時の戦い方、だ。

世の中ってプロ野球とかF1とかと一緒で「一番強い層」が「一番お金とか、人とかを持って」いる構造がある。
競争社会ってそういうものだと思うが、今まさに"最底辺から参戦する身"としては絶望的に負け戦だ。

ポンッと大企業に入ってしまえばこの「雑魚感」って分かりにくいと思う。
気持ちでは理解できても、実際に「雑魚になった経験」は強烈なものだ。

けれど、けれどどんなデカい存在だって「最初は雑魚」だった。
つまり「雑魚には雑魚なりの戦い方」があると思う。

自分が今「雑魚スタイル」で相手に対峙した方がいいのか、それとも「中ボス」くらいのスタンスでいた方がいいのか。

そんな「自分の姿勢」って案外大事じゃないだろうか。
スタイルを間違えると、妙に突っ張ったり(それも青くていいんだけど)、妙に卑屈になったりして本来の付き合い方ができなくなることもある。

なんだか恋愛並みに態度が難しいけれど、自分の「コミュニケーション・スタイル」を三つくらいにイメージしておくと、仕事でもプライベートでも(ひょっとしたら恋愛でも)、うまく「自分の姿勢」を取っていくことができるのではないだろうか。

気負わず自然体。
でも前向きに。
目指すのは協調だ。