*[ウェブ進化論]AIコンサル。
日経より。
AI利用で電気やガスのメーター読み取りの手間が7割減になったという話。
こういう話はこれから山のように出てくるだろう。
AIでなくなる仕事は「まず手間仕事から」になるから、有難い話に違いない。
今、自分がその「手間仕事」で食べているからそれがなくなるのは脅威だ、と言う論調は正しくないと思う。
むしろ自分の仕事でAIができない仕事は何か、いやそんなものがあるのかを考えるとうすら寒い。
プレゼン資料を作るとか、営業方針を考えるとか、商品を設計するとかはまだ「フルオート」では難しそうだが、「こういう内容で業界の人向けの説明資料を」くらいの設定があれば、チャキチャキと資料を揃えて組み立てる、くらいのことはできそうだ。
いやその前の問題設定ですら、現状の分析資料などがあればAIの方が優れてくるだろう。なんだかんだ言っても多くの経営者は保守的だ。
企業経営がフルに自動化されるのは(感覚的には)もう少し先かもしれないが、経営について的確なアドバイスができるAIは、今年中にも登場するのではないだろうか。
東芝、AIでメーター読み取り、ビル管理のコスト削減
2019年10月4日 20:05
東芝は人工知能(AI)を活用し、電気やガスのメーターを読み取る新サービスを始める。タブレット端末でメーターを撮影するとエネルギー使用量を自動認識しデータ入力する仕組み。オフィスビルや商業施設では通常、作業員がテナントごとの使用量を目視した上で、手書きで紙に転載していた。現場での人為ミスや作業時間を減らし、コスト削減できる。
ビル管理会社の作業員がビルを巡回する際に活用する。電気やガス、水道のメーターとあらかじめ貼り付けておいたQRコードを撮影すれば自動的に数値を登録できる。
東芝は社会インフラとデジタル技術を組み合わせたビジネスを、今後の収益の柱と位置付ける。エレベーターなどビル設備で開拓した販路を強みに、設備検針の効率化サービスを売り込む考えだ。