藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

会話の不安定

*[次の世代に]たかが語尾。されど…

原稿書きなどに音声入力を使うようになって気づいたこと。

ともかく話し言葉には無駄が多いのだ。

〇〇だと思う。

〇〇に違いない。

〇〇ではないか。

〇〇かもしれない。

などなど…

「〇〇だ」と「〇〇ではない」だけで話せば良さそうなものだが、言葉のニュアンスはなかなかに繊細で、そう言えば英語でもmayだのmustだのcouldだので随分感じが変わるのは「人間のコミュニケーションの当たり前」なのかもしれない。

それはともかく。

 

その会話の不安定さには少々不安になる。

普段自分が話していることは、果たして正確に伝わっているのだろうか。

音声で書いた原稿を見ていると「こいつはなかなかにヤバいぞ」と思う。

「この次のプロジェクトはこれだ!」と言ったあとで「…と思うんだけど」と付けるだけで伝わり方は全然変わってくるだろう。

「好きだ」と言った後に「かもしれない」とか言っていないだろうか。

少なくとも音声メモを見る限り、実に頼りない。

しばらく"文字起こし"を通して自分の表現力を測り直ししてみることにする。←"かもしれない"で台無しになる。