藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

過去から未来に

*[次の世代に]これから起こること。
自分たちの学生時代は、まだまだ受験戦争の只中で「勉強しない子供を親が叱る」という定番のシーンはどこの家庭でも普通だった。
令和の今に考えてみると、恐るべき同調圧力で自分たちは「成功の必勝パターン」に何とか乗ろうと踠(もが)いていたことを思い出す。
 
去年の今頃から「コロナって…」と噂し始めて丸一年それ一色になるとは想像できなかった。
コロナ禍をまるで戦時下に例える人がいるが、昭和の始めは相当に恐ろしい世相だったのだと思う。
少なくともここ50年で何度も大災害やらテロがあり、その度に自分たちの価値観は揺さぶられてきたと思う。

今回は疫病だから、政治で解決などできずに、今世界中が立ち尽くしているけれど、過去を見てみると「10年に一度くらい」は自分たちの周囲で大きな事件が起きている。

 

ということは、これからもこういった出来事が続くと思った方がいいのだろう。

 自分の価値観が時代に縛られ、固定化しているところに事件が起きて、初めて「そもそもを考えなきゃ」というのでは、これからも後手後手に回ることになると思う。

 

今年はこれから「ゆっくりと大きな不況の波」がやってくると思うけれど、慌てずに対処できることを考えておく必要があるだろう。