*[ウェブ進化論]次世代飲食業。
ここのところ「お店」とか「オフィス」が必要なくなったら…ということを想像している。
カフェとか買い物、などは簡単にwebで事足りることになるだろう。
そこで残ってくるのがいわゆる「食べ物屋」だ。
チェーン店から居酒屋、小料理屋に洋食屋、高級店もある。
さて彼たちの業態はずっと安泰かどうか。
チェーン店の食材は、すでに家庭の冷凍庫でも保存ができるだろう。
デリバリーさえできれば、すぐにでも店舗は必要なくなる。
居酒屋や小料理屋さんも、工夫次第では「自宅で食べ飲み」ができると思う。
これも食材のデリバリー網が解決できるだろう。
仕事帰りに、ふらっと最寄えきの赤提灯で一杯、というのは風情があったものだが、なにそれ、"自宅に帰ってからデリバリーされた食材で一杯"でも十分だ。
店主との会話はネットで。
しかも安い。
こう考えると、大抵の飲み屋さんも2/3くらいはwebが取って代わるではないだろうか。
お店の側も、コストが1/3になり、経営が楽になる。
するとつまりは「絶対にその場所で食べないと味が保てない料理や食材」しか残らない。
三ツ星のお店や、冷蔵できない食材などだけが「お店でいただく」というターゲットになるだろう。
とはいえ、居酒屋が消滅することはないと思うが、スペースコストは減る方向に間違いなく向かうと思う。
「繁華街でフリーの客を迎える」という業態が縮小し、「予約して安く食べ飲みする」というトレンドになるだろう。
さて。