iOSが'13'から(今は14.4.2) テレビ電話の「Face Time」で"カメラ目線の補正"をしているという。
Face Timeって案外使わないので知らなかったが、試してみると確かに「自分はカメラを見ていない」のに見ている風な映像になる。
スマホのカメラは上の方についているので、どうしても視線のズレがあったのだ。
それにしても補正された「瞳の画像」は少し不自然で、自分の目がつり目になったり垂れ目になったりしている。
この補正はそのうちには「顔の表情そのもの」の補正になるのではないだろうか。
そして、そうした顔の補正がされるのなら、もうそこからは「アバターでいいんじゃないか」ということになりそうだ。
今始まっている「5G通信の時代」には、これからはそうした「表情の補正」とか「アバターによる表情の強調」が行われるだろう。
そしてその先の「6Gの時代」にはそのアバターが「立体的」になって通信しているのではないかと思う。
そうなれば「顔色が悪いな」とか「声の張りがない」とか、プレゼンに合わせた「表情のメリハリ」何かも補正されるのに違いない。
完全な「バーチャルコミュニケーション」だ。
いよいよそんな時代の片鱗が見え始めている。
そのうちに「生きているのか死んでいるのか」ということも分からなくなるだろう。
バーチャル世界の進化は、これから始まるのだと思う。