藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

本物を身につける

*[7つの習慣]'その先'を考えること。

学生時代はアルバイトで生活費を稼ぐことが、自分にはとても重要なことだった。

そういう状況にいると、

「そろそろ4万円の家賃の支払い時期だな」とか

「風呂付きのアパートに住んでみたいな」とか

「どのくらい働けば'マンション'というものに住めるのだろうか」などということを考えていた。

そのレベルの想像力しかなかったのだ。

社会人になって、広めの8万円ほどのマンションに住むようになったら「次は本棚とオーディオが置ける広さのマンションがいいなぁ」などと考えていた。

家賃を払うばかりではなく、「郊外の中古マンションや小さな一軒家を買う方がいいかも」などということは想像もしなかった。

で何がいいたいか。

 

よく「身の丈を知る」というが、狭い世界にいると、本当に「自分の周りの基準」しか見えないことってよくあるものだ。

「現状の延長線上の次」くらいまでしかせいぜい想像できていない。

実は「その先の先」くらいまでは予想しておかないと、「次」に行ったらまたその時に「次」を考えることになる。

つまり、最低でも「二手先」までは必ず考えておかないと、常に「一手先の思考」が続くことになる。

さらに「もう一手先」があらかじめ考えられると、これはかなり効果があると思う。

"一手と二手"では"倍の差"があるのだ。

 

そしてそうすると、その先には7つの習慣の一つ「終わりを考えることから始める」が見えてくる。

こういった"先を考える習慣"が身につけられるととても良い。

思い通りの人生が待っているのではないだろうか。