藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

作戦のない戦い

*[七つの習慣]まず雑念を払う。

自分は「七つの習慣」の中でもっとも忘れてしまいやすいのは「重要事項を優先する」だと思っている。

(多分その次は「終わりを考えることから始める」だ)

 仕事や自分の人生で「急がないけれど、とても重要なこと」を後回しにするのは、「(それほど大事じゃないのに)急ぐこと」が降りかかってくるせいだ。

それこそ雨が降るかのごとく、毎日のルーティンや調整ごとが現れる。

つまりそうした「小物」を相手にしてワアワアやっているから、肝心の「本命に割く時間がまるでない」ということになる。

 

自分の若い時もそうだったが、そうした「あまり考えずに、次から次に来るタスクをこなす」という経験は悪くはない。

若い頃には一度は経験しておいた方がいいだろう。

けれど、中年をすぎてもそのようでは「その先の重大事」について考えずに定年を迎えてしまう。

そこから考え始めたのでは遅いのだ。

 

ではどうするか。

「仕事ができる人ほど忙しい」という法則もある。

1日の中でも必ず「一時間」とか。

1ヶ月の中でも必ず二日とか。

「タスクに追われない時間」を優先して作らないと「重要事項は優先できない」と思う。

そしてその時間こそが、自分のこれからを決めていく「総指令部」そのものなのだ。

 

ちなみにお酒を飲みながらの場合は 、メモを取らないと堂々巡りになるので注意しましょう。