藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

規律と例外(1)

*[7つの習慣]変えるものと変えないもの。

「日々の生活をいかに"いい習慣"で作っていくか」ということが"7つの習慣"のまさに眼目なのだが、あまりに固着していると「"それ以外"が見えない」というパラドックスに陥る可能性がある。

今自分が確信している、生活や思考の「良き習慣」は、さらに「それを超える可能性」を実は殺してしまっている可能性がある。

つまり「今が最良ではないかもしれない」ということを常に心のどこかに置いておかないと"コリコリに凝った習慣"になっているかもしれないということだ。

「身に付けた習慣に忠実に従いながら、しかし慢心しない」という何やら武芸の達人のような心構えが必要なようだ。

 

朝起きてすぐにお風呂に入るとか、毎日コーヒーやお酒を飲むとか、早起きするとか夜更かしするとか、考えれば「これでいいのか?」という生活習慣はいくらでもある。

コロナ騒動を機に、外食ばかりせず料理を覚えたっていいはずだ。

良い習慣を常に探しながら、時には「習慣の入れ替え」みたいなことを意識して試してみるのはどうだろうか。

早起きして散歩してみるとか、丸一日ネットから遠ざかってみるとか、試してみることはいくらでもありそうだ。

 

そうか。

「習慣の入れ替えを習慣にする」という話なのだと、今気がついた(驚)。

(つづく)