藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

入れ替え思考(2)

*[次の世代に]課題に代入する。

涙の数だけ…ではないが「苦労の数だけ強くなる」というのはある種の真理だ。

自分も若い頃はそうだったが「なんで俺ばっかり…トホホ」と思うことはたくさんあった。

「また俺だけ残業かよ」とか「またクレーム対応かよ」とか「俺はトラブル報告係なの?」とかよく思っていた。

けれど「それら」のおかげで経験値が上がっていったのは言うまでもない。

なんだ、そういうことだったのか(と今ごろ思う)。

ああいった苦労は、全部スキルアップのための課題だったのだ、と。

それなら筋トレのように楽しくやれたのに。

 

それで思いついたのが「瞬間入れ替え思考」。

何か異常やトラブルが起きた時には「瞬間的に"自分の課題"に置き換える」のだ。 

その瞬間もう「それ」は自分の身に起きたトラブルではない。

自分に課された課題に他ならない。

怒っている暇もなく、落ち込んでいる暇もない。

ひたすら取り組むのみだ。

 

難しいプレゼンだって、夫婦喧嘩だって、ノルマ達成だって、全部課題。

全部練習である。

そう思えばコロナだって大きな課題だ。

課題があるから、自分がある。とさえ言えそうだ。

 

ぜひ試しにやってみてください。

日々の苦労がとてもラクになる、かもしれません。