藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ソフトの大波

*[ウェブ進化論]デジタルの大波。

日本人の特徴として。

ルールが決まるまでは全くもって「優柔不断、決断しない」くせに一旦規則が決まってしまうと本当に「淡々と、粛々と」それに従う。

同調圧力が強い国民性、と言ってしまえばそれまでだが果たして「決断する遺伝子」でも少ないのではないだろうか。

研究を待ちたい。

 

今IT業界は「DX旋風」と言っていいくらいデジタル化のブームがユーザーから押し寄せていて、自分などは相当面食らっている。

原因が「コロナ禍」なのは言うまでもない。

世界的に見てもオンライン化が急速に進み、もっとも保守的な群れだった日本も変わっている。

反対に考えると「ハンコが」「紙で」「自筆で署名を」と言っていた人たちが"保守の塊"だったことも露呈した。

恐ろしいまでの硬直性。

もしコロナの影響がなければ、平気で二、三十年はそのまま過ごしていたと思う。

コロナは戦争並みに強引な力だったけれど、十年、二十年、五十年後に振り返ってみれば「コロナが押し流した合理化の波」がどれほどのものだったのか、具体的な検証ができるだろう。

 

そして自分たちは「冒険より安定」を好み、「放っておけば変化を恐れる」という本能があることを肝に銘じておきたい。 

まあ常に冒険ありき、というのもせわしないですが。