*[次の世代に]解釈の力。
よく「失敗はした方がいい」「失敗こそが成功を生む」というが、実際には挫折をしてそのまま負の連鎖に陥り、ついには犯罪を犯してしまった、などとという話はよく聞く。
"すべての失敗"が歓迎すべきもの、なのではなさそうだ。
失敗が次に生きるかどうか。
ポイントは「失敗の解釈」にありそうだ。
例えば失敗の理由を、他人や環境や運のせいにする人はよく見かける。
また「次の失敗をただ避ける」というのもよくある話。
チャレンジを止めてしまっては「次」はない。
失敗の理由を見つめて突き止めること。
そして「自分でできたはずのことと、やはり叶わなかっただろうこと」を分けて考える。(影響の輪)
そしてもう一回やってみる。
つまり「あらかじめ失敗を前提」ぐらいに考えて「自ら転ぶ」くらいの心境になれればかなり心強い。
最初に失敗したときから比べれば"倍くらい"には強くなっているのではないだろうか。
そんな「ひと転がり」ができればもうひと転がり。
それができれば、その先にはぼんやりと「成功」が見えてきているだろう。
長く続く道に、失敗という石が落ちている。