藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

時間感覚

*[次の世代に]若き自分に。

朝起きて、寝る前にメモしておいた今日の予定を確認する。

さらに明日の予定とか、今週、来週の予定とかも確認する。

何となく「ずい分と予定の無駄がなくなったなぁ」と感じる。

と、気づいてみれば何のことはない。

年を取っただけのことだった。(嘆)

以前は全部頭で記憶して、紙に書かずにこなせていたことができなくなっている。

「買い物リスト」とか「todoリスト」とか「季節のやることリスト」とかをいちいち書き留めておかないと、あっという間にやり過ごしてしまうのだ。

「その日の予定がはっきり見えていないと不安を感じる」という老化の一種である。

毎朝、いや前日の夜には「明日の晩メシのこと」まで必ず考えている…

"老化の短気"である。

 

若いころのように、明け方まで漫画を読んで明くる日の夕方まで眠っていたりするのは若者の特権だったのか、ただバカだっただけなのか。

でも今思えば、あの「徒らにダラダラ過ごした時間」は何か熱中できる他のことに使いたかった、という思いだけは残っている。

 

まあ「当時の自分」に今の自分からそんなメッセージを送っても、「ふーん…」というくらいで全く伝わらないとは思うけれど。

 

十年後の自分は、今の自分に何を思うのだろうか。