藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ビジョンしか勝たん(2)

*[ウェブ進化論]順番をお間違えなく。
社会人になりたてのころに「マネジメント」という言葉を初めて聞いて、また「管理職」「中間管理職」という言葉を聞いて実に違和感を感じたものである。
一体に何を管理するのだろう、と。
あるシニアの管理職が、自身の転職の際の面接で「私は部長がやれます。希望職種は部長です!」といったという笑い話があったくらいだ。
それはともかく。
 
しかも聞けば会社には「就業規則」と言うものがあり、これが実にとても大事なのだという。
これがきちんと整備されて全社員で合意されていないと、いろんなトラブルが起こると聞かされた。
そんなに嫌ならその会社で働かなければいいのに、と反射的に思ったものだが、仕事というのはそのぐらいの規律が求められるものなのだ、ということらしかった。
それなら「やる気のある人だけが集まる会社」を作ればいいのに、とよく思ったものだが、まったく今でもその直感は正しかったと思う。
なまじ、ビジネスや組織ありきで会社を大きくしてしまうと、そのうちいろんなマインドの人が入ってきてそれぞれが違った方向に動き出す。

最も大事なことは「一番最初に目的やビジョン」を定め、そしてそれ易々とは変えないないことだろう。

経営のテクニックばかりが注目されて、最近はそれでも一周回って、ようやく「ビジョンや理念を」ということが話題になっているが、くれぐれも本末転倒にならないようにしたいものだ。

 

学校の校則なんて必要ない。