藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

諫言の習慣

*[7つの習慣]むしろ相手に伝える。

普段、他人を見ていて「まずいな」と思うことは案外にあるものだ。

それでいて自分自身ののことにはほとんど気づかない。(嘆)

それはともかく。

そして他人のそんな兆候に気づいても、それをわざわざ指摘する、という人はとても少ない。

お節介と思われたり、純粋口を出して巻き込まれては面倒だという思いがあるのだろう。

黙っていて発言をしないのは保身には一番のやり方である。

それでは誰もが抱くそういう心理を逆回転させてはどうだろうか。

つまり他人に対して「よくない」と思うことがあれば、積極的に知らせることにするのだ。

最初はお節介で、むしろ疎ましく思われるに違いない。

自分の耳に痛いことを冷静に聞くのは難しいものだ。

みんな自分が可愛いものだ。

ところが感情抜きに「自分は正確なアドバイスをされている」ということが相手に伝われば、今度はむしろその人の意見を聞くことになるだろう。

人に対する信用というのはそういうものではないだろうか。

 

そして積極的なアドバイスが残念ながら受け入れられなかったら、それはそれでいい。

相手は自分でそういう選択をしたということになる。

記憶の何処かには残るだろう。

そして今のようなデジタル優勢の世の中でも、そうした触れ合いはあった方が全体としては良くなる方向にいくものだと思う。

 

コミュニケーションは積極的に。