自分の会社を紹介する時に、30年も経つと色々と長い説明をしてしまう。
「こんなシステムを作りました」「こんな業務もやっています」「こんな特許を申請しています」「人材紹介を始めまして」とごちゃごちゃと。
そこで最近はこれまでの「10年間を帯」にしてそれぞれに簡単なコメントを添えることにしている。(会社案内は3分で終わってなかなか評判がいい)
プライベートも同様で、「要は今の自分は何者で何をしてきたか」を要約しておくといい。
自分なりにはいくらでもエピソードはあるものの、相手の興味はそんなに強くは無いものだ。
説明が長いと、それだけで伝わる力がどんどん弱まっていくのだと思う。
対策は「抽象化と構造化」だ。
"10年の帯"で色分けをして、ゆっくり話せば30分ぐらいはある自分のこれまでの人生を表現してみる。
最終的には「この10年はこれとこれ」といった具合に3本にまとめるようにしたい。
(多くの場合はどうせそれほど大したものでは無い)
そうして凝縮して表現すると、自分自身も驚くほど「自分というやつのこと」が把握できるのである。
そしてそれを見て「ウム…確かに大したことないな…。でこれからはどうすんのさ?」ということを考えるきっかけにしたい。
まずは「自分のこれまで」を要約してみよう。