藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

NGワードに

*[次の世代に]Noとは言わずに。
以前紹介された人に「私はゼロ回答をしない」とおっしゃる御仁がいた。
で、その人に頼んだ仕事が見事にゼロ回答だったのだが。 (笑)
それはともかく。
 
介護施設を訪問していると実にいろいろな施設があり、また法人ごとに理念も様々である。
またいろんな事情で、必ず利用者の希望が叶えられるとは限らない。
そんな中で断らない訪問介護を標榜するNPO法人などもある。
なんだか「でんかのヤマグチ」みたいだが、その姿勢は実に立派で頭が下がる。
困難な利用者が訪れるたびにチーム全員で解決策を考えるのだという。
 
その応用で「Noと言わないビジネスマン」というのはどうだろうか。
さらには「Noと言わない社会人」とか。
Noと言わない教師とかがいたら、自分の勉強態度も変わっていたのじゃないか。
 
そして一番必要なのは「Noと言わない親」ではないかと思う。
親の心子知らずは当然だが「子のこころ親知らず」ということを知らない大人は実に多いものだ。

自分の若い頃を思い返しても、そんな大人たちに対して若者は"諦めている"傾向があると思う。

だから政治なんかに無関心なのだ。

そんな冷めた心を放置していては断絶は埋まらない。

 

Noと言わない大人になろう。