藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

防火のコツ

*[7つの習慣]先に悪い知らせから。

昨日「新しいチャレンジはまず失敗とセットで取り掛かる」という話をした。

そして最近リアルに気がついたのは、自分たちは「驚くほど失敗の反省をしない」ということだ。

失敗した記憶は、まあ別れた彼女みたいなものであまり嬉しくないことなので、あまり何度も思い出したくないのは人情というものだが。

それはともかく。

 

過去の自分の失敗を振り返ると、どの失敗にも兆候はあったと思う。

問題はを「どうしてその兆候を早く捉えられなかったのか」ということだろう。

もし早めに手を打てていたら、ヘタをしたらその失敗と思われたことも、挽回できる可能性すらあったのではと思う。

自分たちは普段、そうとは意識せずに「悪い情報を避けている」のではないだろうか。

できれば聞きたくない。

放っておいても、そのうち誰かが、あるいは自然に上手くいってくれないだろうか。

そんな思いは誰にも無意識に働くのに違いない。

「何かよくないな」という感覚が走ったら、直ちに対策に動く。

決して"そのまま"にしないこと。

こんな簡単なことが、結果的には大火事を防ぐことにもなるのだと思う。

 

鉄は熱いうちに打てとは誰が言ったか。(オランダの諺らしい。それにしても諺って蓄積している経験値がすごい)

 

直ちに動こう。