藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

自由の場

*[ウェブ進化論]自由に惹かれて。

先日イタリアンのコース料理を食べる機会があったのだが。

改めて決められた前菜や主菜やデザートを順番にいただく、ということについて不思議な気持ちになった。

まず前菜なのか、まず「おかず」なのか。

それとも温かいスープを摂りたいか。

サラダが先に、という人は多いのではないか。

 

お酒にしてもそうだ。

まずはビールという人は多いかもしれないが、赤ワインとか焼酎から、という人もいるだろう。(酒に強い女性とか)

それはともかく。

 

シェフが考えたコース料理を食べるのも楽しいが、これはつくづく「受け身」だと思った。

そしてその対極にあるのは居酒屋である。

お通しすらなく、いきなり主菜を頼もうがお新香を頼もうが自由自在。

中には「まず白飯と味噌汁!」とかいう猛者もいる。

なんと言っても最初から最後までツマミ、とか連続してメイン料理ばっかり頼むという破廉恥なことをしても全然叱られない。

 

居酒屋は究極のアラカルト・レストランなのだ。

惹かれる理由はそこにあるのではないだろうか。