藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ただ安定のために(3)

*[ウェブ進化論]好きなことから拾ってみる。

最近、"FIRE"というのは「自由と安定の象徴ではないか」ということをよく書いている。

けれど、実際に「好きで自由にやれる仕事」を探すのはなかなか大変だ。

いたずらに不動産投資で「一棟アパート大家さんになる」というのは正解ではないと思う。

 

そこで、世の中の仕事の中で「自分は一体何が好きなのか?」を探し当てるのに、自分の好みからアプローチする、という方法もありそうだ。

例えば自分が好きなや歴史上の人物とか芸術家やスポーツ選手とか。

ともかく自分が好感を持っている人を探してみるというのは一つの手だ。

坂本龍馬とか、イチロー選手とか。

そしてそういう人の何に自分が惹かれているのか、を考えてみると自分の性向を知る手掛かりになるかもしれない。

自分たちは案外、自分のことを知らないものだ。

(友達や家族はよく自分のことを知っていたりするけれど)

 

坂本龍馬のオープンな外交スタイルが気にいっているのなら、自分も心のどこかで「そういう存在」に憧れているということだ。

アントニオ猪木のどこに自分が惚れたたのか。

 

自分自身の分析ではなく、自分が好きになったものを分析して自分を知る。

人間とは厄介な生き物だ。

ともかく自分が気になる存在を挙げてみて「その性質を抽象化してみる」のが良いだろう。

 

自分で自分のことが分かってくればしめたものだ。