藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

自動と創造(1)

*[ウェブ進化論]大波はこれから。

自分の仕事を細かに検証した結果。

いわゆる「クソ仕事ばかり」だったことは最近書いた。

 

最近のスマホの通販などでbotを使った入力の速さを見ても、まだまだ自分たちの日常は「自動化の洗礼」を受ける仕事はたんまりある。

「自動ドア」と同様の流れが、これはらはさらに加速するのだ。

配送とか配達とか、

販売員とか、

そして運転者とか。

そういう目で見ると、「いま人がしている仕事で自動化にならない仕事」というのはどれほどあるだろうか。

飲食店もかなりセントラル化されているし、厨房にはすでに何台かのロボットが炒め物などを作っている。

大規模工場は一足先にロボットアームとコンベアが主力のところが多い。

 

そしていよいよホワイトカラーの番だ。

彼らは自分たちではそうとは気づかずに、実は「クソ仕事のカタマリ」である。

アポイントの調整とか、条件交渉の電話とかメールとか。

なんとなくカラフルにビジネスモデルを描いたパワポ作成とか、市場の数字を入れたグラフとか。

いちいち毎回違うものを作らずとも、汎用化した資料を、それこそ半自動化して作れば事足りるだろう。

 

これからの本当のオートメーション化で、「本当の手持ち無沙汰になる自分たち」は、ようやく「自動化できない何をやるのか」ということを本気で考える段階に入るのだと思う。

(つづく)