藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

始まりを作る

*[ウェブ進化論]人生の軌跡。

自分のこれまでを振り返ってみて「人生を変えるような出来事」というのは一体どれほどあっただろうか、と考えてみる。

 

例えば自分の短い人生で「偶然」と「必然」はどれほどあったのだろうか、それともあまり関係なかったのだろうか。

学生時代でいえば、自分は受験に高校、大学と失敗したが、これは「必然」である。(何かの「神がかったこと」で志望校に合格していたら、かなり違った人生の選択になったと思うが、もちろんそれはなかった)

 

一方「偶然の所作」は非常に多い。

というかそればっかりだ。

学生時代の友人や、社会人になってからの出会いは「二十代以降の自分の運命」を決定づけていたと思う。

パチンコの玉が「盤上をランダムに跳ね回る」ようだったが、それぞれの出会いがまた次の道を作り、またそこでの出会いがさらに次の跳ね返りへと導いていたと思う。

 

そんな風に考えると「自分の意思とか努力とか選択」よりも「自分の性質とか性格」とかが「その時々の出会いに無意識に反応している」という方が正しいと言えそうだ。

スタートから、強い決意を持って医者になるとか研究者になる、というアプローチの人は別だが、自分たちの歩みの多くは「出会いと化学反応」の繰り返しなのではないかと思う。

 

恋愛とか起業とかもそうだが、まず「出会い」を作ることから物語は始まる。

まず始まりを作ることから始めよう。