藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

計画の本質(1)

*[ウェブ進化論]シンプルに考えてみる。

著者の坂口さんは、建築家・画家・ミュージシャン・いのっちの電話を開設するマルチな人で著作も多数。

本著は「テスト(受験)は段取りだけで攻略できる」という趣旨だが、実はそれだけではない。

 

「目標と段取り(計画)」という図式は社会人のあらゆることにも当てはまる話であり、改めて社会人に基本の大切さを示している。

とりわけ受験の話にフォーカスしてみると、明確にそのゴールは決まっているわけなので、(ドラゴン桜ほどドラマチックではなくても)"ミスのない計画と、それを淡々と実行すればゴールは自ずと見えているのだ!"ということはとても分かりやすい。

 

これが例えば自分たちのビジネスでも、「はっきりとしたゴールが見えている」のであれば、それをもとに綿密な計画を立てれば良いのだが、このはっきりしたゴールと言うのがどのぐらいのレベルのものなのか、ということが案外最初に見通せないことが多いものなのだ。

だってまだ何もない状態からの話だから。

 

そしてもちろん結局、「絵に描いた餅」とか「取らぬ狸の…」なんていうことも多い。(苦笑)

ここでも7つの習慣よろしく「着地点をどこに定めるか」ということが非常に重要になってくる。

(つづく)