藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

自分の流儀

*[ウェブ進化論]軸を持つ。

若者から中高年に広がる"FIRE"の中身は蓄財ではなく「自由と安定」ということらしい。

そう聞くといよいよ「自由の時代」に移行しているのを感じる。

行き詰まった将来予測とか超高齢化とか、暗いニュースが溢れているが若者はちゃんと進化しているようだ。

そして「自由と安定」がゴールなのだとすれば、いろんな選択肢もはっきりとしてくるだろう。

「不自由だけど安定」した生活はやめて、でも「自由だけど不安定」をどう克服していくかがテーマになるわけだ。

つまり「好きなことや環境で、できるだけ安定して暮らす」ことを考えればいいことになる。

 

ようやく「好き」を探す旅が始まる。

えてして「好きなのか、稼ぎたいのか」とか「好きではないが、稼ぎたい」のか社会人になってみると分からなくなることがあるものだ。

「稼げるから好き」と思っていた仕事が、後から振り返ると「なんてくだらないこと」という話は、聞いていても悲壮感が漂う。

 

けれど"本当に好きなのか、打ち込んでいけるのか"という問いを中心に据えていれば、みょうに周囲の空気に流されることもない。

最も注意すべきは世間体とか、これまでの常識で自分の環境を固定してしまうことだろう。

 

そういう意味で、選択は慎重にする時代になっていると思う。