藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

新時代(2)

*[ウェブ進化論]シニアの心構え。

昨日、すでに「若者は会社との契約よりも自分のやりたいことを選び始めている」ということを書いた。

そんな時代に特に大変なのは「ミドル世代以上」の人たちだ。

すでに凡庸なキャリアを重ねてきた40代には転職の選択肢はあまりない。

またエンジニアなどの職種も、よほどピンポイントで合致しない限りは外されてしまう。

 

巷ではリカレント教育、などというがそんなレベルではこれからの社会で「バリバリと通用する」ような状態には届かないと予想する。

ではどうするか。

 

飲食でも販売でも技術職でも研究職でもなんでも。

まずは「自分だけの尖ったこと」を追求しないと、その他の市場はどんどん自動化されてしまうだろう。

そして自分が見つけたその「とんがり」をどこまで追求していけるか?ということが肝心なのではないかと思う。

 

「組織で結果を出すための部品となる」という発想から「個人の突出したスキルをある組織で活かす」ということになるだろう。

均一の能力よりも、飛び出た発想や思考が価値を持つ時代になっている。

 

世間では年齢を重ねると「そういう能力」が低いだろう、と思われる傾向にある。

ミドル以上の自分たちは、よほど「自らのエッジ」を気にしていないとこの先の何十年を泳いでいけない時代に突入している。