藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

新時代

*[ウェブ進化論]変わっている時代。

人材マッチングの仕事をしていると世の中の動きがよく感じられる。

リアルに今、求められている仕事の情報などが伝わってくるのだ。

多分、若い人が流行りのファッションとかライフスタイルに敏感なのと似た感じだと思う。

そして確実に感じることがある。

 

それはアッパー40歳の仕事は確実になくなりつつある、ということだ。

本当は「役立つスキル」があれば年齢は関係ない、というのが大きな建前である。

ところが実際には「相当尖った技能」とか、あるいは「すでに構築された人間関係」がないと、ゼロから新しい関係を築くのは難しい。

日本の閉鎖性はまだ全然解消されていないと思う。

 

ところが、今の二十歳前後の人たちのマインドはずっと先に行っている。

もう正社員とか福利厚生とかには捉われず、「将来の自由」を求めている人がとても多いと感じる。

これは昭和の世代から見れば「異様な人種」に見えるのだが、よくよく考えてみれば当たり前の話だ。

 

「自分の意思で好きな場所で好きなだけ働き、けれどスキルを付けて縛られない」という選択をする時代になっているのだ。

ネットワークの普及とともに、いよいよ「本物の自由」が実現し始めているのだと思う。

 

これからの若者にはそんな目線で話をする必要があるだろう。