藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

人生を生きるコツ

人間が変わるとはどういうことを言うのだろう。

(大学の教授から一言)
 「時間配分を変える、住む場所を変える、つきあう人を変える。人間が変わる方法はこの三つしかない」。

そういえば。

野村監督の著書に、ヒンズーの教えとして、
「心が変われば態度が変わる 
態度が変われば行動が変わる 
行動が変われば習慣が変わる 
習慣が変われば人格が変わる 
人格が変われば運命が変わる 
運命が変われば人生が変わる」

というのがありました。
こちらは「心」から人生へのつながりを説く示唆性に富む言葉だと思うが、先の「時間配分を・・住む場所を・・付き合う人を」というのはそんなためのとても分かりやすい具体策、といったところだろうか。

つまりそれだけ「既存の流れ」というものは変えにくいものなのだ、ということなのである。
飲酒とかタバコとか薬物とか、はたまたオンラインゲームとか、悪癖は身につきやすいし、またそうした魔力を備えているものである。
世の中にはそうした余計なものもとても多い。
だからこそ、自分の生活に「どのような緩急の変化を付けるか」という方法論は役に立つ。
人生を生きるコツ、のようなものである。
このコツは、それだけではあまり「思想的な深み」はないけれど、ありがちな日常を瞬時に変える魔法の力、も持っている。

頭でばかり考えて堂々巡りするのではなく、例えば上記の「時間配分」を一気に変えてみる。

とか「住む場所を急に変えてみる」というのはそれ自身の意味はともかく、自分の環境を揺さぶり、変化を起こすためのhow toである。
そこから"気づき"が始まる可能性があるのだ。
「なぜ変えるのか?」と叫ぶのではなく「変えてみる」ということのすごさを、自分たちは案外知らないものである。
(つづく)

自分を変える三つの変化…教授の一言



 「時間配分を変える、住む場所を変える、つきあう人を変える。人間が変わる方法はこの三つしかない」。大学のから聞かされたこの言葉は、生活に物足りなさを感じていた私のに強くきさった。にえ、何となく生きることはだ。大切なものや今まで作り上げてきたを自らすことは勇気のいることだが、それを手放した時、見えていなかったものが見えてくるのだろう。

 大学生活にもれてきた今、自分を置く環境を変えることで、今まで見落としていた新たな発見をしたいと思う。(東京都、大2・矢野沙織