藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

投資の毎日。


投資というと、どうもすぐに「投機的な投資」と頭が結びつきがちだが、真っ当な投資もある。
というか真っ当に投資することが常々大事なのであって、「一儲けしてやろう」というようなものはそもそもの投資の正論からは外れるものだろう。

投資にはお金がすぐ思い浮かぶけれど、時間も投資の対象だ。
そうだ。
本を読むのは自己投資、とよく言うけれどお金もかかるが時間もかかる。
朝ごはんを食べる時間は投資ではないかもしれないが、「今日はどう過ごそうか」というのは明らかに投資行為と言っていい。
つまり毎日自分たちは投資しているのだった。
あんまりケチケチ考えると息が詰まるけれど、明日は映画に投資しようとか、今夜はマージャンに投資しようとか、飲み会という名の投資をするとかしないとか。
早起きは三文の得と言うけれど、実は早起きはちょっとした投資なのだ。

漫画を読むのも投資。(いいと思うけど)
お酒を飲むのも投資。
デートするのも投資。
どうも「気の向くままに、漫然と」というわけにはいかなさそうな気配がしてきた。

これからの目標、ではなくこれからの投資について考えると、何だか日常の反省点がてんこ盛りなことに気付く今さら。
自分の中に投資顧問を置いて、いちいちその人と話してみる必要を感じる。
でも投資先はいっぱいあるなー、と思えばちょっと楽しい感じもするのだが。